研究所概要

名称

日本ロゴセラピー&実存分析研究所・仙台

仙台南税務署
登録番号

8004547

所長略歴

安井猛

所長 安井 猛 PhD

1947年、北海道森町生まれ
九州大学大学院博士課程後期中退のあと、1974年8月以来ルター世界連盟(本部ジュネーブ)の奨学資金を、1976年以来西ドイツ文部省DAAD(ドイツ学術交流基金)を得、ラインランド・プファルツ州首都マインツ市、ヨハネス・グーテンベルク大学大学院博士課程においてプロテスタント神学を学び神学博士号取得、1983年ドイツ・プロテスタント・ヘッセン・ナッサウ州教会(EKHN)において牧師資格を取得。ギーセン市近郊のシュタウフェンベルクのキルヒベルク教会に牧師として勤務、14年間パストラルケアラ―としての課題を果たす。1997年11月帰国、翌1998年4月より名取市、尚絅女学院短期大学、のち尚絅学院大学教授としてキリスト教学、宗教学、ホスピス論、生命倫理などを教える。現在、尚絅学院大学名誉教授。

2005年9月 ドイツ・バーデン・ヴュルテンベルク州、チュービンゲン市、ロゴセラピー&実存分析研究所においてヴォルフラム・クルツ教授およびボグラルカ・ハディンガー博士他の指導のもとでロゴセラピスト教育研修を2010年修了、ドイツ・ロゴセラピー&実存分析協会よりロゴセラピストとして認定される。2008年7月より日本ロゴセラピー&実存分析研究所を開設、研究所所長、以来今日にいたるまでロゴセラピスト教育養成他セミナーシリーズの提供、教職の傍ら心理療法活動。
2009年〜2012年、スイス国クールのInternational Associations of Institution for Training and Research in Logotherapy and Existential Analysis 理事

安井有為子

副所長 安井 有為子

1944年、広島市生まれ。日本ロゴセラピー&実存分析研究所認定
ロゴセラピスト
同研究所において女性のための生涯塾を担当
家族療法、メンタリング&カウンセリング
定期的に渡独、在独日本人および国際結婚家族の心理カウンセリング

【略歴】

広島市、赤い羽根募金による孤児院新生学園勤務、
広島市、日本福音ルーテル教会ルーテルアワーセンターにおいてカウンセリングを担当
1974年、家族と共に渡独
ドイツ・プロテスタント・ヘッセン・ナッサウ州シュタウフェンブルクのキルヒベルク教会で婦人グループを担当
1993年、ギーセン市において一般社団法人「出会いと生活e.V」を夫と共に設立
市民の、身体技法を含めた生き方開発カウンセリングを行い、働く女性および家族のための福祉に貢献
この後、ギーセン市にある株式会社ガイルに勤務、社内全所属部課において日独同時通訳
1997年秋、在独23年後帰国、現在に至る

研究所概略

弊研究所は2007年7月15日に開設されました。
それいらい、弛まない研鑽を続けながらロゴセラピー&実存分析の精度を高めております。特に心理療法と経済&労働世界におけるロゴセラピーに重点を置き、これを弊研究所の特徴としております。これは弊研究所の開設いらいの発展の成果と理解されます。

ロゴセラピーの人間理解を土台とする人間の危機予防、神経症治療、精神病的苦悩の心理療法的随伴を行っております。
方法論演習に関しては、一般に共有財と見做される療法的技法をロゴセラピー的観点から解釈し、使用可能なものとしております。

特に、人間の類型論的理解に基づいた人格形成技法としてのエニアグラムをフランクルのロゴセラピーの中心概念である「精神の反抗力」から解釈し、両者の相乗効果を引き出しております。弊研究所はこの試みを成功させるため2009年いらい、三年余りの歳月を費やしました。現在、全四十講のうち三十四講が終了しております。

これと並行して、現在、イメージを使う療法の有効性、感情的知性の重要性、挑戦的技法の妥当などについての認識を方法論演習の中に反映させております。

弊研究所はロゴセラピーの原則を人格形成と教育の問題のみならず、経済と労働世界にも使えることを指摘し続けております。ステーブン・R・コヴィーが人間の主体性理解に関連してフランクルのロゴセラピーの原則を使いましたが、このことの意義は大きい。弊研究所長はこれを評価するとともに2009年以降、フランクルのロゴセラピーとピーター・F・ドラッカーのマネジメント理解が相乗効果を発揮することを指摘し続けております。

「ドラッカーとフランクルは相乗効果を発揮する」(『文明とマネジメント』ドラッカー学会誌、2009年号)

「ネクスト・ソサエティはトップマネジメントから何を期待するか」(同誌、2010年号)

「第2回グローバル・ドラッカー・フォーラム・ヴィエンナ2010におけるイノベーション概念の展開とその意義」(同誌、2011年1号)

「ピーター・F・ドラッカーに学んだ三人のコーチング・マスターのコーチング原理と彼らのエグゼクテイブの実践に対する意義」(同誌、2011年2号)

弊研究所はこのような発展の成果として2012年には「卓越した仕事のための構えをつくろう」全十回の連続講義を提供しております。2013年度3月からは「燃え尽き症候群と取り組もう」という同じく全十回の連続講義を提供しております。

以上のことから弊研究所の、これまでの五年間の発展を窺い知ることができるように思われます。
常時、療法とコーチおよび相談を受けつけておりますので、ご利用いただければ幸いです。

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